スープカップの選び方|容量・持ち手・用途の違いを陶芸家が解説
朝食のコーンスープや、具だくさんのミネストローネ。
寒い日のシチューや、少し小腹が空いたときのスープ。
ひとことで「スープカップ」といっても、大きさや形、持ち手の違いによって、使いやすい料理は変わります。
「何mlくらいの容量を選べばいい?」
「マグカップとスープカップは何が違う?」
「片手と両手の持ち手では、どちらが使いやすい?」
今回は、毎日使いやすいスープカップの選び方を、容量・持ち手・用途の違いからわかりやすくご紹介します。
スープカップとは?マグカップとの違い
スープカップは、一般的なマグカップよりも口が広く、少し浅めに作られているものが多い器です。
口が広いため、スプーンを入れやすく、具材をすくいやすいのが特徴です。スープの色や具材もよく見えるため、料理をきれいに盛り付けられます。
一方、マグカップは高さがあり、コーヒーや紅茶などの飲み物を入れることを主な目的としています。
もちろん、マグカップにスープを入れても問題はありません。ただ、具だくさんのスープやシチューを楽しむなら、広口でスプーンを動かしやすいスープカップの方が便利です。
スープカップは容量で選ぶ
スープカップを選ぶときに、最初に確認したいのが容量です。
大きすぎると重くなり、小さすぎると具材が入りきらないため、普段どのようなスープを食べるかを考えて選びましょう。
200ml前後|朝食や副菜のスープに
200ml前後の小さめスープカップは、朝食やランチに少量のスープを添えたいときに便利です。
例えば、次のような料理に向いています。
- コーンポタージュ
- コンソメスープ
- わかめスープ
- お味噌汁
- ヨーグルト
- フルーツ
- 小鉢料理
食事の主役ではなく、汁物や副菜を少し添えたいときに使いやすい大きさです。
わかさま陶芸のkinari手付きスープボウル(小)は、スープだけでなく、煮物やサラダなどにも使いやすい器です。

小さめの器は、食卓に品数を増やしたいときにも活躍します。
300〜400ml前後|最も幅広く使いやすいサイズ
スープカップを一つだけ選ぶなら、300〜400ml前後が使いやすいサイズです。
ポタージュやコンソメスープだけでなく、具材の入ったミネストローネやクラムチャウダーにも使えます。
スープ以外にも、
- シリアル
- カフェオレ
- サラダ
- デザート
- 煮物
などに使えるため、用途の広い器を探している方に向いています。
わかさま陶芸のkinariしのぎスープカップは、やわらかな生成り色と、手仕事によるしのぎ模様が特徴です。

スタッキングして収納できるため、家族分を揃えたい方や、食器棚の場所を取りたくない方にもおすすめです。
500ml前後|具だくさんのスープやシチューに
ポトフ、シチュー、ミネストローネなど、具材をたっぷり入れたい場合は、500ml前後の大きめサイズが便利です。
器に余裕があるため、スプーンを動かしやすく、具材をこぼしにくくなります。
大きめのスープカップは、次のような料理にも使えます。
- 具だくさんのお味噌汁
- シチュー
- ポトフ
- カレー
- シリアル
- サラダ
- ミニ丼
- 麺料理
わかさま陶芸のkinari手付きスープボウル(大)は、約500ml入る大きめの器です。

スープをたっぷり楽しみたい方だけでなく、スープとパンで簡単な食事を済ませたいときにも向いています。
持ち手の形で選ぶ
スープカップは、持ち手の形によっても使い心地が変わります。
見た目だけでなく、持ちやすさ、収納のしやすさ、料理の食べやすさを考えて選びましょう。
片手の持ち手|飲み物にも使いやすい
片側に持ち手が付いたスープカップは、マグカップに近い感覚で使えます。
片手で持ち上げやすいため、ポタージュやコンソメスープなど、飲むことの多いスープに適しています。
コーヒーやカフェオレにも使いたい場合は、片手の持ち手が便利です。
ただし、具だくさんのスープをたっぷり入れると、器が重くなることがあります。持ち手だけで持ち上げず、器の底にも手を添えると安心です。
両手の持ち手|安定感があり、食卓のアクセントにも
左右に小さな持ち手が付いたスープボウルは、両手で支えやすく、見た目にもあたたかみがあります。
器をテーブルに置いたままスプーンで食べる、シチューや具だくさんスープに向いています。
小さな持ち手は、指をしっかり入れて持ち上げるためのものというより、器を支えたり、盛り付けのアクセントにしたりする役割を持つ場合もあります。
わかさま陶芸の手付きスープボウル(大)シャビーターコイズは、小さな持ち手と釉薬の濃淡が特徴です。

いつものスープを盛り付けるだけで、食卓に彩りを添えてくれます。
持ち手が上に付いた形|重ねて収納しやすい
スープカップを家族分揃える場合は、収納性も大切です。
持ち手が横に大きく出ている器は、重ねたときに場所を取りやすいことがあります。
一方、持ち手が器の上部に付いたものや、持ち手同士が重ならない形は、スタッキングしやすくなります。
わかさま陶芸のkinariスープカップ(ラウンド)は、持ち手が上部に付いているため、重ねて収納しやすい形です。

スープ、シチュー、小鉢料理、シリアル、ヨーグルトなど、さまざまな用途に使えます。
用途に合った深さと口の広さを選ぶ
容量が同じでも、深さや口の広さによって使いやすさは変わります。
ポタージュには、少し深めのカップ
コーンポタージュやかぼちゃのスープなど、なめらかなスープには、少し深さのあるカップが向いています。
冷めにくく、口元まで運びやすいため、スープを飲む感覚で楽しめます。
具だくさんスープには、広口のボウル
ポトフやミネストローネのように具材が大きいスープには、口が広いボウルがおすすめです。
スプーンを動かしやすく、野菜や肉をすくいやすくなります。
広口のスープボウルは、サラダやシリアル、小鉢料理にも使えるため、スープ以外にも活用したい方に向いています。
シチューや軽食には、大きめで浅めの器
シチューにパンを添えたり、スープを食事の主役にしたりする場合は、大きめで少し浅い器が便利です。
わかさま陶芸の手付き楕円鉢(中)kinariは、スープだけでなく、煮込み料理やサラダなどの家庭料理にも合わせやすいオーバル型の器です。

丸い器とは違った盛り付けを楽しみたい方にもおすすめです。
陶器のスープカップを選ぶ魅力
スープカップには、磁器、ガラス、木、樹脂など、さまざまな素材があります。
その中でも陶器のスープカップは、土のあたたかみと手仕事の表情を楽しめるのが魅力です。
陶器には適度な厚みがあり、手に持ったときにやわらかな感触があります。
生成り、白、青、黒など、釉薬の色によって料理の見え方も変わります。
例えば、生成り色の器は、トマトスープや緑の野菜をやさしく引き立てます。ターコイズ系の器は、ポタージュや白いシチューとの対比が美しく、食卓のアクセントになります。
同じシリーズでも、釉薬の濃淡やしのぎ模様に少しずつ違いがあるのも、手作りの陶器ならではの楽しさです。
電子レンジ・家庭用食洗機への対応も確認する
毎日使うスープカップは、お手入れのしやすさも大切です。
わかさま陶芸の対象商品は、電子レンジと家庭用食洗機をご使用いただけます。
ただし、陶器は急な温度変化や強い衝撃が苦手です。
電子レンジでは、長時間の加熱や空焚きを避けてください。加熱後の器をすぐに冷たい水へ入れると、急激な温度変化によってひびや破損につながる場合があります。
食洗機では、器同士がぶつからないように間隔を空けて入れると安心です。
商品によって仕様が異なる場合があるため、ご購入前に各商品ページの説明をご確認ください。
収納のしやすさも大切な選び方
スープカップは、持ち手がある分、一般的なボウルよりも収納場所を取りやすい器です。
家族分を揃えるときは、次の点も確認しましょう。
- 重ねて収納できるか
- 持ち手同士がぶつからないか
- 食器棚の高さに収まるか
- 器の重さが負担にならないか
スタッキングできるスープカップは、限られた収納スペースを有効に使えます。
一方、重ねられない器でも、見せる収納を楽しめるデザインであれば、棚に並べる楽しさがあります。
スープ以外にも使える器を選ぶと出番が増える
スープカップを選ぶときは、スープ以外の使い道も考えてみましょう。
広口のスープカップやスープボウルは、次のような料理にも使えます。
- シリアル
- ヨーグルト
- サラダ
- フルーツ
- 煮物
- 小鉢料理
- デザート
- カフェオレ
- ミニ丼
一つの用途に限らず、朝食、昼食、夕食で使える器を選ぶと、自然と食卓に登場する回数が増えます。
「スープ専用」と考えるのではなく、少し深さのある万能な器として選ぶのがおすすめです。
スープカップ選びで迷ったときの目安
スープカップを選ぶときは、次の基準で考えると選びやすくなります。
朝食や副菜に使いたい方
200ml前後の小さめサイズがおすすめです。
ポタージュやコンソメスープ、ヨーグルト、小鉢料理に使いやすい大きさです。
幅広い料理に使いたい方
300〜400ml前後の広口タイプがおすすめです。
スープ、シリアル、サラダ、デザートまで幅広く使えます。
具だくさんスープを楽しみたい方
500ml前後の大きめサイズがおすすめです。
ポトフ、シチュー、ミネストローネなど、具材をたっぷり入れられます。
収納のしやすさを重視する方
スタッキングできるスープカップを選びましょう。
持ち手の位置や形も確認すると、食器棚にすっきり収めやすくなります。
わかさま陶芸のスープカップを毎日の食卓へ
使いやすいスープカップは、寒い季節だけの器ではありません。
朝食のシリアル、昼食のスープ、夕食の小鉢、食後のデザート。季節を問わず、さまざまな場面で使えます。
わかさま陶芸では、益子の土と手仕事を生かした、暮らしになじむスープカップを制作しています。
やわらかな生成り色のkinari、食卓のアクセントになるシャビーターコイズ、手仕事のしのぎ模様を楽しめる器など、それぞれに異なる魅力があります。
容量や持ち手、形を比べながら、ご自身の暮らしに合う一客を探してみてください。
毎日のスープが少し楽しみになる、手仕事の器を食卓へ。
